| 熱さましは何度ぐらいで使ったら良いでしょうか? | |
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熱さましは、原則として体温で使うものではありません。 「熱さまし」は読んで字のとおり、熱を下げる薬です、決して病気の治療薬ではありませんし、病気の予防薬でもありません、一時的にでも熱を下げ、その間に睡眠、食事をとりやすくしたり、下記のような利益を得るために使うものです、熱さましを使って病気を治そうとしてはいけません。 熱が高いときに一番始めにすることは熱さましを使うことではありません。 まず次のような対症療法を行います 1.熱があって暑がっているときには着ている物やフトンを薄くしてあげる (布団を掛け、汗をかかせて熱を下げようと思わないで下さい、この対処法はかえって体温を高くすることが多く、2度程度の体温の上昇を起こすことすらあります 、反対にこの対処法により熱が下がったと思われる経験をお持ちの方もあると思いますが、それは病気の経過から来る偶然と考えて下さい。 今回のテーマではありませんが、決して子どもは大人を小さくしたものではありません、おおむね思春期過ぎまでは子どもの脳の働きは大人とは違います、従って体温中枢への対処法も違うのです。) 2.いやがらなければ、あたま、「わきのした」、そけい部などを冷やしてあげる (あたまを冷やすときには首や肩を、「わきのした」やソケイ部を冷やすときには「おなか」を冷やさないように注意して下さい) 3.「おなか」をこわさないような水分を十分にのませる (冷たい飲み物ばかり飲ませるのはいけません) このようにした後、たった2−3分(ぶ)の微熱でも、暑くて寝られない、食欲がない、元気がない、頭痛があるなどと思えたら熱さましを使ってもかまいません。 逆に、40度の熱が続いていても元気か゛あって機嫌が良く、食欲が正常ならばあわてて使うことはありません。 熱さましを使った方がよい場合は次のようなときです。 1.高熱が続き、水分を含めて食欲がない場合は熱のために皮膚から水を失いますので脱水が早く起こりやすくなります。 2.たんのからむせきがある場合は、熱によって気管が乾き、たんを硬くしてせきを増やす事があります。 3.食欲がなく高熱が長く続くときには、体力消耗がおこります。 このように熱さましは単に熱があるから、熱が高いからという理由で使うのではなく、対症療法を行った後、目的を持って使うようにしましょう。 いずれにしても保護者が心配するような熱のあるときには、まず医師の診察を受けることが必要です、熱の原因も分からぬまま熱さましを使うことは出来る限り止めましょう、熱さましを使ったために診断が遅れたり、熱性けいれんのあるお子さんでは、けいれんをおこすきっかけを作ることもあります。 尚、医師から熱冷ましは何度以上でと指示があった場合は理由があるはずですから、それに従わなければいけません、不明な場合は説明を受けるようにして下さい。 【目次へ戻る】【検索へ戻る】 |